患者様の声
韓国観光公社主催『2012 韓方体験エッセイ』に応募、 大賞を受賞

韓国観光公社主催『2012 韓方体験エッセイ』に応募、 大賞を受賞

韓国観光公社主催『2012 韓方体験エッセイ』に応募、 大賞を受賞

※ 韓国観光公社主催 『2012 韓方体験エッセイ』 に応募、 大賞を受賞した作品です。 櫻井睦子様は弊院の患者様で、 作品の中で弊院での治療経験も書いてくださいましたのでご本人の承認を得たうえ載せております。

まさかこの私が韓方エステ!?

2012年3月、 社用で訪れた釜山で初めての韓国アカスリを体験しました。 1万円ほどの費用で、スッポンポンの私はアジュマに手を引かれてアカスリやら海藻パックやら全身マッサージにシャンプーと1時間半の経験で、 すっかりピカピカ・つるつるになりました。これが韓国エステの始まりでした。
そして3月、会社で韓国の美容体験をするというので、私は迷わず立候補しました。社費でやってくれるというのですから、人体実験でもなんでも構いません。やるのはレーザーによるシミ取りです。

もうすぐ60歳になろうかという私は典型的なアウトドア派で、小さい頃から日焼け止めなど塗ったこともなく、日焼けは健康の象徴だと言わんばかりに紫外線を浴びていました。夏場のゴルフでは靴下を脱いでも履いているように見えるほど灼け、よくお風呂場でからかわれたものです。そんな私も年齢とともにシミやしわが気になりだしていたこともあり今回の体験に立候補したのですが、この時にはまさかこれで韓国のエステにどっぷり浸かろうとは考えもしませんでした。

シミ取りの前日に訪れた施設では、表面に出ていないシミの予備軍が見られるという器械に顔を乗せてビックリ!!顔全体が黒く思わずのけぞってしまいました。「これはイカン!」とさすがの私もシミの怖さを知り始めました。そしてシミ取り当日の説明とカウンセリングを受けると、担当医が全く日焼け止めを塗ったことがないという私を見て目をまん丸にしていました。そして、私の場合はシミの色素が深く入り込んでいるので時間がかかることを説明しました。これから行うレーザー治療の説明を受けましたが、器械の名前を聞いてもチンプンカンプンで、費用も会社持ちだからお任せで、全く人ごとのように治療台に乗りました。

「あなたのやるレーザーは痛くないものです」というたどたどしい日本語を聴きながら治療が始まりました。レーザー特有の音と皮膚の焦げる匂い、最初はチクッとしただけでしたが、広範囲に広がる私のシミでは機関銃の連射のようにレーザーが当てられました。「痛いぞ!我慢ガマン!いや、痛いぞ!う~~ん、痛いってば!」かなりガマンしたのですが、ついには堪えきれずに「痛い!痛い!」「止めて下さい!」と叫んでいました。それほど痛かったのです...。そこからは麻酔クリームを塗り、なんとか欺しながら人生初のシミ取りは終わりました。もう二度と嫌だ!!そう思っていると、他の人はケロッとした顔で「大丈夫だったよ、痛くないもん」と言うではありませんか...。これが長年ほったらかしにしていた報いなのでしょうか?

シミ取りをした翌日帰国すると、私の顔にはコーヒー豆のような瘡蓋ができはじめました。しかし日が経つにつれ瘡蓋状のものは自然と剥がれ、約1週間で驚くほど綺麗な肌が出来上がりました。それまでは日焼け止めだけでなく、化粧もしたことの無い私でしたが、シミ取り後は皮膚再生の日焼け止めとBBクリームを塗る毎日です。そして、外に出るときには必ず日傘を持っていきます。そんな私を同僚達は「変わるもんだね~。でも肌が綺麗になったし顔が小さくなった?」などと口々に言います。言われて悪い気はしませんから、益々肌に気を遣うようになっていく自分が結構気に入っています。

人間はおかしなもので、それまで美容に全く興味が無かった私ですが、少し手入れして綺麗になり出すと、もっともっとと思うものですね。シミ取りの後は小顔のための骨筋、ほうれい線やしわのケアの美容鍼を受けに韓国を訪れるようになりました。今や私のパスポートは韓国のスタンプでいっぱいです。そして何度か訪れるうちに地下鉄の乗り方も覚え、今や地下鉄でどこへでも移動できるようになりました。また一人で朝ご飯を食べにホテル近くの食堂に行くことも平気になりました。覚えたての韓国語のフレーズを試してみたりすると仲良くなるのも早い気がします。
現在の私は膝のための丸薬と、韓方薬を飲んでいます。
膝の丸薬は驚くほど効きます。日本の病院では膝の治療を受けた時に「軟骨がすり減っていますからこの痛みは取れないですよ。あまりに痛ければ手術しますか?」と言われていましたが、ソウルの脊椎専門韓方病院で診察を受けたときに丸薬を処方して頂き飲み始めました。杖をついていた私が、今では走る事もできるようになりました。先日は和式のトイレが使えることに驚きました。それほどに回復しているのですから驚きです。
もう一つは韓方薬です。
韓医院で脈診をした結果に処方された韓方薬ですが、これが驚くほどまずい!1日3回食前30分に飲むのですが、例えて言うなら、昔の家の日の当たらない所、トイレの横辺りに生えている草を石で潰して絞ったような味。とても飲めたものではありませんでした。最初は一口飲んでは水、また一口飲んでは水という飲み方でしたが、ある日、こんなにまずいものは一気に流し込んだ方が早く楽になると思い試したら、これが結構良い具合でした。今は一月ごとに不味さが増す韓方薬ですが、顔を洗う前にぐいっと飲んでしまいます。お陰で飲み始めて3ヶ月で5kg体重が落ちました。
今まで何をやってもダイエットに成功しなかった私ですが、この韓方薬のお陰で胃が小さくなったようで、全く無理せず体重が落とせました。体が楽になったことはいうまでもありません。そして何よりとても元気なのです。体の中心に元気玉があり、その中に金太郎のような子がいて「元気!元気!」と手足を伸ばしているイメージです。それくらい元気なのです。韓方エステのお陰で顔の肌つやもよく、若返ったようだと周りから言われます。嬉しいものですから、益々頑張るという好循環に入っています。

思えば日本も昔は漢方薬を重宝していた時代があったはず。なんでこんなにいい物を排除したのでしょう?もったいない。現在の日本では、西洋医学で治らない時になってようやく「じゃあ漢方でもやってみるか」という位置づけに韓方がありますが、もっと活用することになれば健康でいられる確率が増えるのにと残念でたまりません。文明や文化の進化の対価として古くからある貴重な物を失ったことを反省すべきでしょう

あんなに痛くて二度とやるもんかと思っていたシミ取りも7月に2回目を受けました。そして10月頃に3回目を受けようと計画しています。綺麗になっていく自分を見るのは楽しいし嬉しいものです。綺麗になるには多少の犠牲とガマンはつきものだと理解しました。

日本では韓国の美容・エステに興味を持っている人がかなり沢山いる事は事実ですが、一歩踏み出せないでいる人が多いのです。せっかく韓国に遊びに行っても焼肉を食べて、ロケ地を周り、コスメのお土産を買って帰るというワンパターン旅行が多く、私達の経験を話すと興味を示します。でも、やはり一歩が踏み出せなそうです。これをどうやって理解させ、やりたいことをやる韓国の旅にするかが当面の私の課題となりました。韓国=整形というイメージが強く、美容に興味があっても恐いと思う気持ちが先に来るようです。そんな不安を取り除くために、今私は何でも経験しよう、その経験を話して理解してもらおうと考えています。次のターゲットは整形鍼ですかね?

1月の釜山でのアカスリ体験から始まった私の韓国エステは、今や韓国医療観光を広める立場になりました。そして、韓国と日本で協力してお互いに提携ができる美容・エステや医療を目指して土台作りに励んでいます。これからも、休みが取れたら、真っ先に韓国に飛んでいくことになると思います。
韓国は私の第2の故郷になるような気がしています。